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それゆけあんこぱんち
長い間更新していなくて、第何回か忘れちまった、の回
久々の更新なので
不道徳なマニアックストーリーをあげます。
突っ込むな、ながしてしまえ!的な。
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「唇」
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その日の、風の音を覚えている。
ごう、と耳元でまるで波打つように鳴っていた。
亜希からは、いつも決まって、行為の最中には、緑の湿った匂いに似た、芽吹く前のあの独特の鼻に付く匂いが首筋からしていた。
亜希、と呼ぶと声にならない息で、僕の名前をなぞっていた。でも、その声には刺があって、僕の向こう側に居る、もうひとりの女性を睨んでいるような声だった。
奪い合うのよ、と亜希は素早く下着をつけながら(亜希は行為の後は驚くほど、てきぱきと動く)ドレッサーの鏡ごしに僕を見て言った。鏡の中の僕は、まだ、動悸が収まっていなかったためにベッドに、裸で、だらりと横たわっている。
「奪い合う?」
ホテルのルームサービスの冊子を手持ちぶさたにもっていた僕は、その言葉がひっかかり、尋ね返した。
「そう奪うの、」
確かに、
ごう、と部屋のなかなのに風が鳴ったのだ。
亜希の言葉が聞き取れない。身動ぎした瞬間だった。
とん、と胸に何かがあたったとの同時に身体が泥沼に投げ込まれたように重くなる。ひゅうっと気管が音を立てた。
ごう、と鳴った。
亜希の首筋の匂いがした。
「愛してるわ」
ごう、ごう、僕の胸には、銀がささっていた。
「亜希?」
銀が赤に染まってゆく。
「あいしてる」
聞き馴染んだ亜希の甘い息遣いを耳元で感じながら、僕は闇に落ちてゆく。
その暗闇の端に亜希と、家で待っているはずの妻が立っていた。
二人の唇が動いた。声は耳に届いて落ちるまでいかなかった。
「愛してる」
そう二人の唇は動いていた。
fin.
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はい、もってけい!
第八回
酒、
背筋、
煙、
筋の太い、
いつもとは違う匂い、
染めたばかりのもの、
くせのついた皺、
去り際、
まっすぐに通る、
骨組みの太い、
その生き物の名は、
『 』
そこで、思わず口に手をあててしまった貴方、
せつないですね。
がんばりましょう。
ぷぷ。
それゆけあんこぱんち・
第八.五回
意味深だから気になるでしょう?
実は何にも考えてないのです。
深読みしたって、
それは、流行り病にかかった後に打つワクチンと同じようなもの。
素直であれ。
どうぞ
膝の上へ
いらっしゃい。
それゆけあんこぱんち・
第八.五六八一回
芯を抜いたら
ただのバナナになりました。
甘さを抜いたら
ただの胴の塊になりました。
深読みするな。
フィール。
第七回
むかし
『ビター』と
『べター』を
間違って使っていました。
周りのみんな、放置プレイありがとう。
第六回
『とろけるカマボコ』
なんかヤダ。
『とろける刺身』
うん、グルメリポーターみたいな感じだ。
『とろける魚』
ふ、…腐乱?
第五回
見よ、
この体たらく。
身体中痒いです。
第五回
あ〜踊りたい。
……と言っても
踊れませんけどね!!
あっはっはっ!!
〜中略〜
…あっはっはっ!!
あ〜笑いすぎた。
第四.五回
映画館にて。
今どきの青年。
やたら前髪いじり倒した感じ、
色白ひょろ痩せ形、
綺麗系の装い。
ちょいナルシストな雰囲気。
でも、
観ている映画は、
『ク〇ヨン しんちゃん』
この青年に倍率ドーン!!
グッジョブ!!青年!!
第三回
高い場所は、怖い。
しかし程よく高い場所は、
気持ちがいい。
第二回
さっき変な事をする人を見た。
——他の人が、これを『変な事』と思うかどうかは個人の判断です——
とりあえず、自分のなかでは『変な事』と判断。
その『変な事』とは
頭をすっぽりスーパーのビニル袋で覆っていた、
というもの。
その場に、どんな有名人がいたとしても、注目をかっさらっていくに違いないインパクト。
そして、矛盾するように注目してはいけないというインパクト。
…ある意味…マニアックなのか?
第一回
たぶんマニアック。
よくわけがわからない。
けど、あらゆる筋は通す!!
おそらくマニアック。
よくわけがわからないと言われる。
マニアックバンザイ!!
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