ツミ




●ヒナは拾わないで!! 保護のQ&A

落ちているヒナや傷病鳥の保護について
基本的な事項についてのご質問にお答えします。


なぜ地面に落ちているヒナを見かけるのですか?
巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べません。
だから枝から枝へ移るときなどに地面に降りたりしてしまうのです。
降りているからといって、必ずしも弱ったり、けがをしているというわけではありません。
ヒナは親に連れられて、地面に降りたり、枝から枝に移ったりして、少しずつ飛び方を覚えていきます。

ヒナを見つけたとき、どうしたらよいのでしょうか?
近くに姿が見えなくても親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。
人がそばにいると、かえって親鳥はヒナに近寄れません。
そのままにしておきましょう。
もしも、ヒナを拾ってしまうと、親にとっては一大事!!
子供を誘拐されたのと同じことです!!


ネコが近くに居て心配ですが・・・?
近くの木の枝などネコの近寄れないところにとまらせておきましょう。


人が野鳥のヒナを育てることはできないのでしょうか?
私たちはヒナに飛び方や、餌の採り方、何が危険なのかなど、自然の中で生きていく方法を教えられません。
自然の中で自立していけるように育てるということはとても難しい事なのです。
また、野鳥を飼うことは法律で禁止されています。


ケガをした鳥を拾ったのですがどうすればよいですか?
「野鳥の会」というのは、「野鳥を飼うのはやめましょう」という運動から始まった会です。ですから、野鳥の飼い方、手当ての仕方などは詳しくありません。
専門家に診てもらうのが第一です。

各都道府県には様々なシステムがあります。
地元の都道府県庁や市町村役場に問い合わせて下さい。

埼玉県内では、ボランティアの獣医さんたちによる「傷病野鳥保護診療機関」という制度と、治療の終わった野鳥の野生復帰を目指す「里親制度」というものがありますが、そのリストは公開されていません。
 
埼玉県環境部みどり自然課野生生物担当 
 TEL 048-830-3143
 FAX 048-830-4775

に連絡して、近くの傷病野鳥保護診療機関をお尋ねください。

なお、各地域はそれぞれの環境管理事務所が担当しています。そちらでも傷病野鳥保護診療機関のことは分ります。

 埼玉県みどり自然課・環境管理事務所等一覧



獣医さんの所まで、どのようにして運べばよいですか?
まず箱に入れて暗くして落ち着かせます。
・鳥に比較して大きくない箱を用意する
・底には新聞紙を敷いてもかまいませんが、足を絡めてケガをするおそれがありますので、布は敷かないでください。
 
真夏以外は保温して下さい。
・小さなビンにお湯を入れタオルでくるんだ湯たんぽがベターです。
火傷をさせないように注意して下さい。
使い捨てカイロは酸素を消費しますから使用しないで下さい。
・餌や水を入れた容器を箱の中に入れたまま運ばないで下さい。水などが鳥にかかり、体温の低下を招きます。


休日で診療機関と連絡が取れません。
餌をやった方がよいですか?
湯冷ましをストロー(あればスポイト)に少し取り飲ましてみて、飲むようでしたら次のモノを少しずつ与えてみて下さい。
・生玉子の黄身にハチミツを混ぜたモノ。
・砂糖水でもよい。
・前項でも述べたように餌や水を入れた容器を箱の中に入れたまま運ばないで下さい。


ハトは野鳥ですか?
キジバト(茶色で羽がうろこ模様、デデッポッポーと鳴く)など、野鳥のハトもいますが、神社などでよく見かける灰色っぽいハトは、ドバトと呼ばれていて、もともと人が飼っていたものが野生化したものですから、野鳥の仲間には入れられていません。
ですから、傷病野鳥保護診療機関でも、ドバトは有料になることがあります。
電話でご確認をお願いします。

弱っているハトを保護したら、足輪があります。どうしたらよいのでしょうか?
足輪の付いているハトは多くの場合レース鳩で、持ち主がいます。
足輪に「JPN」などとある場合は、日本鳩レース協会(0120-81-0118)にお問い合わせください。
足輪に「NIPPON」などとある場合は、日本伝書鳩協会(03-3801-2789)にお問い合わせください。

なお、日通では、迷い鳩回収・配送サービスを実施しています。
0120-18-2259に電話すれば、各協会への問い合わせ、持ち主への輸送などをしてくれるとのことです。


ハト以外の、例えばアヒルなどの扱いはどうなりますか?
基本的には、アヒル、ニワトリ、バリケン、アイガモなどはもともと飼い主がいたわけですから、野鳥とはみなされません。傷病野鳥保護診療機関で有料になることもあります。

もともと飼い主がいて野生化、繁殖してるワカケホンセイインコ、ガビチョウ、ベニスズメなどは、扱いが微妙です。傷病野鳥保護診療機関の方の判断もあると思いますので、あらかじめ野鳥として扱ってくれるかどうかを、お尋ねした方が良いでしょう。


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