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| 2005/04/01/FRI/松田聖子/fairy/ |
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2005/04/06/OUT NOW/NEW ALBUM/fairy/
  
90年代、サウンド・プロデュースで采配を揮ってきた
鳥山雄司が聖子作品を初作曲、
同時にプロデュースを担当したシングル。「永遠さえ感じた夜」、
及びカップリングの「夢見てた二人」ともにSeiko
Matsuda作詞、Yuji
Toriyama作曲・編曲。
http://www.big.or.jp/~rubicon/toriyama/
「永遠さえ感じた夜」は、シングル「逢いたい」(2004年)に続き、
SAYAKAとの共演による大京「ライオンズマンション」
のコマーシャルソングに起用された。
「夢見てた二人」は、その曲調(スウィング・ポップ)から想像するに
2004年11月17日に発売される予定だったシングル「あの日のまま」
(品番(SRCL5830)まで決まっていた)を改題したものかもしれない。
「Call me」(2003年)、「逢いたい」(2004年)のシングル同様、
ジャケット写真の異なる初回限定盤と通常盤の2パターン(品番の変更はなし)が発売されている。
また、ソニー・ミュージックエンタテインメントでは2004年11月17日以降発売のCDに関して、
レベルゲートCD2(ソニーのCCCDブランド名)の全面廃止を決定したことで、
(ソニーから発売された)松田聖子の商品としては
シングル「素敵な明日」(2002年)以来の“純然たるコンパクト・ディスク”であることも特記事項といえよう。
オリコン・シングルチャートでは最高位34位を記録している。
「永遠さえ感じた夜」のBacking Trackは、
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラによって2004年12月1日、
英国・ロンドンでレコーディングが行われた。
ロイヤル・フィルは1946年にサー・トーマス・ビーチャムによって
ロンドンを本拠地に設立され、
プレヴィン、アシュケナージ等のもとで活動を続けてきた由緒ある
名門オーケストラ。1961年のビーチャム亡き後、
「ロイヤル」の名称返上や財政的トラブルに見舞われたものの、
1963年エリザベス女王から「ロイヤル」の呼称が正式に許された。
その歴史には何かと浮き沈みが多いといわれているが
英国を代表する管弦楽団の一つであることは間違いない。
英国的な香りが上品さを醸し出すその演奏はクラシックだけでなく、
ロック、ポップス、カントリー、ジャズ、ブルース等ジャンルを超えた音楽とのコラボレーションを行っている。
これまでに発表されてきたものには、ディープ・パープルの『コンチェルト・フォー・グループ・アンド・オーケストラ』(1970年)、
グレン・キャンベルの『ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・フェスティバル・ホール』(1978年)、
クルセイダーズとB・Bキングの『ロイヤル・ジャム』(1982年)等が挙げられる。
この他クイーンやエルトン・ジョン、ジョージ・マイケル、オアシスといった英国産ミュージシャンを中心とした多くの作品集を発表。
ロンドンのアビーロード・スタジオ他で録音が行なわれた
『シンフォニック・ビーチ・ボーイズ』(1998年)では
オリジナル・ヴァージョンを尊重したスリリングな
「水の惑星組曲」を始め、素晴らしい
コーラス・ワークとの共演が楽しめる「オール・サーフ!」
等を聴くことが出来る。
松田聖子作品としてはベスト・アルバム『Best
of Best』(2004年)収録の、
「あなたに逢いたくて2004」の演奏を行ったのが記憶に新しい。
その録音の様子はアルバム『Sunshine』(2004年)
初回限定盤付属のDVDに収録された同曲のプロモーション・ビデオで見ることが出来る。
本シングルのプロデュースを手がけた鳥山雄司は、ドキュメンタリー番組『世界遺産』(TBS系)のテーマ曲「The
Song of Life」等
で知られるミュージシャン。1984年にビデオ化が行われた1983年12月の武道館コンサート『Seikoland』のバンド・メンバーとして
聖子プロジェクトに初参加、楽曲制作ではアルバム『Windy
Shadow』(1984年)収録の
「そよ風のフェイント」、「銀色のオートバイ」の演奏(g)に名を連ねている。
1992年以降は当時コンサートのバンド・メンバーだった小倉良(g)とともにセルフ・プロデュース期におけるキーパーソンの一人といえるだろう。
サウンド・プロデュースにクレジットされてきたアルバム
(単独のもの以外を含む)には、
『It's Style '95』(1995年)、
『Vanity Fair』(1996年)、『My
Story』(1997年)、
『FOREVER』(1998年)、『20th
Party』(2000年)がある。近年は「素敵な明日」(2002年)の他、
ベスト・アルバム『Another
side of Seiko』(2003年)
収録の「瑠璃色の地球2003」、
『Best of Best』(2004年)収録の
「あなたに逢いたくて2004」の編曲を担当。
しかしこれらの楽曲と本シングルが大きく異なる点は、
鳥山による細かな歌唱指導を聖子に施しているという点だ。
過去5年間、原田真二プロデュースで制作されてきた楽曲におけるそれとはずいぶん印象が異なる。
現在は2005年4月6日発売予定の
オリジナル・ニュー・アルバム『Fairy』が待たれる。
ひとりで歩き出した道の先に待っている“光のある場所”
――間もなくデビュー25周年を迎えようとしている松田聖子が
向かおうとしている音楽の方向性に対し、
今なお多くのファンから寄せられる期待。
その大きさは計り知れないものがある。 |
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