東急バス 日デ車編

東急バスの日産ディーゼル(略して日デ)車は、弦巻・目黒・池上・下馬・川崎・新羽営業所に配属されていています。ボディは富士重工製が大半ですが、池上営業所には西工(西日本車体工業)ボディを乗せた車両もあります。

日デP−U32K(2002年7月 全廃)

   87年式日デP−U32K SI803 下馬営業所(公道より撮影) 2000年9月10日撮影

東急バスで唯一の富士重5Eボディの車両です。同系車は大橋・弦巻・池上・高津(のちに川崎へ転属)・新羽営業所に配属されました。1999年に一線から退き廃車が危ぶまれていましたが、800・801・804〜807が営業車ナンバーから自家用ナンバーに再登録され、下馬営業所で東急トランセの教習車になっています。また、営業車ナンバーで残った802・803も下馬営業所に転属し、東急トランセ管理委託車両というかたちで主に教習車として使われる一方、ときおり営業についたりして健在ぶりをアピールしています(2001年12月にこの2台も引退となりました)。
5Eボディは88年(最終的には90年)まで製造されていましたが、東急バスは88年から7Eボディでの導入となったため、これが最後の5Eボディとなってしまったわけです。そのためか、他の東急バスの車両と比べるとかなりレトロな雰囲気を出していました。

日デP−U33K

                               88年式日デP−U33K T900 渋谷駅 2001年9月25日撮影

                               88年式日デP−U33K T901 用賀駅 2001年10月7日撮影

                              88年式日デP−U33K KA911 川崎駅 2002年3月11日撮影

                              89年式日デP−U33K KA1007 川崎駅 2002年2月6日撮影

前年のP−U32Kからマイナーチェンジして登場したP−U33Kです。エンジンはP−U32Kと同じPE6H型で変わっていないのですが、なんと言ってもボディが大変身しました。5Eボディの丸みがあったスタイルから直線的でスマートな7E型となり、とても新しい雰囲気になっています。88年式が登場してから14年目を迎えましたが全く古さを感じさせません。ちなみに、中扉4枚折戸車は89年式を最後に採用を取り止めています。

日デU−UA440HSN

                         90年式日デU−UA440HSN SI1108 用賀駅 2001年10月7日撮影

                           91年式日デU−UA440HSN NI14 新横浜駅 2002年3月4日撮影

       92年式日デU−UA440HSN I107 大森操車所(許可を得て撮影) 2001年6月10日撮影

                         93年式日デU−UA440HSN KA1208 川崎駅 2002年4月3日撮影

                         94年式日デU−UA440HSN KA1301 小杉駅 2002年4月3日撮影

                94年度導入 95年式日デU−UA440HSN KA1320 川崎駅 2001年11月4日撮影

                           95年式日デU−UA440HSN T1402 渋谷駅 2002年4月9日撮影

90年から95年までのあいだに91台も導入されたU−UA440HSNです。東急バスの中で、単一形式では最大勢力を誇っています。中扉が引戸型になり、エンジンがPF6型に変更となりました。目黒営業所に所属しているこの形式の車両は、もとは弦巻営業所に新製配備されましたが、黒07目黒駅〜弦巻営業所線の担当営業所が弦巻から目黒に移管されたため、それにあわせて目黒に転属になりました。

日デKC−UA460HSN/KC−UA460HAN

                       96年式日デKC−UA460HSN KA1518 川崎駅 2002年3月11日撮影

              97年式日デKC−UA460HSN NI1612 横浜駅西口 2001年5月3日撮影

                         98年式日デKC−UA460HSN T1702 渋谷駅 2002年1月22日撮影

                        99年式日デKC−UA460HSN T1800 渋谷駅 2002年9月18日撮影

96年から導入されているKC−UA460HSNです。先代のU代との変更点はエンジンがPG6型になったくらいで、外観はほとんど変わりません。なお、96年より日デの新車は弦巻・池上・川崎・新羽営業所のみの配属になっています。

                         00年式日デKC−UA460HAN改 I1904 品川駅 2002年2月6日撮影

2000年に東急バスでははじめての西工ボディで登場した日デノンステップバスKC−UA460HAN改です。日デのノンステップバスはトルコンAT仕様のKC−UA460KAMが製造されていましたが、東急バスはMT車仕様を導入したため、導入当時にMT車用のノンステップバスボディを製造していた西工ボディで登場となったわけです。また、ノンステップバスなのにKC−UA460HAN改という形式になっているのは、MT車のためにワンステップバスをベースにしたシャーシを採用しているからで、KC−UA460HANの改造扱いということになっています。
池上営業所に2000年6月に納車された同車は、その頃他の都内東急バスのノンステップバスに施していたラッピング広告をこれらにも施行するために側面の広告枠は取り付けられないままのラッピング準備段階という状態でしたが、ラッピング広告はされないまま現在では公式側(乗降扉がある面)の後部に小さな広告が貼りつけられています。

日デKL−UA452KAN

                        01年式日デKC−UA452KAN改 T204 渋谷駅 2002年3月11日撮影

2001年度に導入されたKL−UA452KAN改です。KL代からはMT仕様のノンステップバスも富士重ボディをのせることができるようになったため、日デのノンステップバスとしてははじめての富士重7Ewボディでの登場となりました。2001年6月、新羽営業所に第1陣としてNI200・NI201が、第2陣は11月下旬にT202〜205、I206〜208、KA209、NI210〜212が納車されました。このうち、川崎営業所に配属されたKA209は、東急バスの川崎地区初のノンステップバスです。

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