2001年3月で廃車になった90年式いすずU−LV324K S1656 塩浜営業所にて 公道より撮影
川崎市交通局(通称「市バス」)は、川崎市内全域に路線を展開している事業者です。
川崎駅を中心とした南部地域は京浜工業地帯へのアクセス路線、武蔵小杉駅を中心とした中部地域、溝の口駅・宮前平駅を中心とした北部地域は、駅と住宅地を結んだり、駅と駅を結ぶ生活路線として利用されています。白地にスカイブルーのボディカラーは、公害で空気が汚れていたうす汚い川崎のイメージを一新するために考案され、空が青くて白い雲が浮かんでいるというような、とてもさわやかなボディカラーになりました。
営業所は、臨海部を担当する塩浜営業所、幸区・中原区の市内中央部を担当する上平間営業所、川崎区の川崎駅西口から多摩区の向ヶ丘遊園駅までの幅広い地域を担当している井田営業所、「北部のバスターミナル」溝口駅南口発着の路線を中心に宮前区・多摩区・麻生区を担当する鷲ヶ峰(わしがみね)営業所と菅生(すがお)車庫の4営業所+1車庫があります。
車両面は、以前まではいすゞ車と三菱車のみの導入でしたが、低公害車の導入にあたり日野のHIMRが配属され、その後日産ディーゼル車も導入されるようになりました。最近では営業所ごとに車両メーカーの統一を進めており、新車配属はいすゞ車が塩浜・井田、三菱車が上平間・鷲ヶ峰・菅生、日野車が鷲ヶ峰・菅生・井田、日デ車が塩浜・上平間となっています。ですが、まだまだ完全には統一されておらず、各営業所3社以上のメーカーが混在していて、そのうち塩浜営業所と上平間営業所は全国的にも珍しいバスメーカー4社全ての大型車両が所属している営業所となっています。
低公害車導入に積極的な点も特徴です。各営業所に三菱の蓄圧式ハイブリッドバスMBECSと日野の電気式ハイブリッドバスHIMR、塩浜営業所にはいすゞ・日デのCNG(圧縮天然ガス)バスが導入され、黒煙フィルター(DPF)改造車やさらに一歩進んだE&D(排出ガス再循環装置+黒煙フィルター)搭載車など、多種多様な車両が大活躍しています。
営業所の記号と車番の見方
営業所の記号
塩浜営業所・・・・・S
上平間営業所・・・H
井田営業所・・・・・A
鷲ヶ峰営業所・・・W
菅生車庫・・・・・・・M車番の見方
例1 一般車「A2692」の場合
A・・・営業所記号で所属は井田営業所
数字の1桁目・・・車両メーカーを表します。
1・・・いすゞ
2・・・三菱
3・・・日野
4・・・日産ディーゼル
数字の2〜4桁目・・・導入時から連番でつけられています。
ただし日野と日デについては、それぞれ3301〜、4401〜
から始まっています。例2 低公害車「S1003」の場合
S・・・営業所記号で所属は塩浜営業所
数字の1桁目・・・車両メーカーを表します。
1・・・いすゞ
2・・・三菱
3・・・日野
4・・・日産ディーゼル
数字の2桁目・・・2桁目が0となっている車両は低公害車です。
数字の3〜4桁目・・・導入時からの連番です。
このS1003は、実際には「塩浜営業所に所属しているいすゞの低公害車」
ということを表しています。
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