結果オーライ!?OKジャン

 

1. 12345号室

 

1.新メンバーだよ、全員集合

「ああ、いい気持ちねぇ。」
 ルフマモは空中庭園として整備されたケセネー会館の屋上で気持ちよさそうに寝転んでいた。あえて説明する必要もないと思っているのは作者の思い込みだったら困るので最低限の説明を、彼女は外見は10代だが、じつは300年以上生きていてケメゴワ魔導師協会所属最高クラス「神魔族」の一員なのだ。
「それにしても遅いわねぇ。」
 ルフマモの横で座っていたキェイロ、彼女も外見は10代だが、じつは300年以上……以下略なのだ。そのときである、
「済みませ〜ん、ご免なサーい、遅くなりましたぁー。」
 食パンをくわえ、服を着ながらルフマモたちの所へ走ってくるめがねを掛けた女の子、面錬でなく年齢はルフマモたちと同じ位だろう。
「はじめましてぇー、私、トリセ・ツヨメと申し……わーっ!」
 トリセはその直後、豪快にヒックりかえった。それを見たキェイロは、
「ちょっと何わざとらしく遅刻してくるのよ〜(-_-メ)」
「まあまあ、キェイロちゃん、遅刻とはいえこの子が一番早かったんだし。」
「なんで怒るんですかあ〜(T_T)『遅刻しても上司や先輩に怒られないための どじっ子だからしょうがないジャン、許してお願いマニュアル』を熟読して きたのに。」
「つーか、そーユー本を読んでる時間があるんなら、さっさと来なさい。」
 キェイロが言っている間に、またしても同年代の女の子がやってきた。
「はじめまして。」
 するとルフマモは、
「もしかして、こないだテレビの『仰天、ケメゴワ&天空城の超お金持ちお嬢様& お坊ちゃまパート48』に出ていた、ショーガ・イカチグーミちゃんじゃない?」
「あらあら、ご存知でしたか。たかだか資産一京レーレですのに。」
「そうなの?日本円で120兆円なんてすごすぎるわ。」
「巨額の借金が異常な速度で増えつづけ、それでも財政破綻を認めようとしない上に高々1兆レーレ程度のお金を稼ぐために法律を平気で無視する投資家が横行する 国の通貨に換算されるのは心外ですわ。」
「遅刻しました。すみません。」
 そこへもう一人ルフマモたちと同年代と思われる人物がやってきて声をかけた。
「あら?今日来るのはみんな女の子だったっけ?」
 ルフマモが言うと怒ったような様子で、
「タイ・ガオール、351歳、身長160センチ、65キロ。(※通貨以外は日常の単位に 換算しています:作者)性別は男(-_-メ)」
「ごめんなさ〜い。小柄で顔もかわいいけど、体型はマッチョね〜。」
「私は、ショーガ・イカチグーミ、身長171センチ、59キロですわ。」
「改めて自己紹介します。トリセ・ツヨメです。身長159センチ、49キロです。 座右の銘は『どんなに厚くても取り説は全部読め』です。」
「フーン、こんな連中ばっかり集まるとは、ケメゴワ魔導師協会も先が見えたな。」
 いつのまにか、ルフマモたちの前に長身の女性が立っていた。
「突然現れたあなたは誰?」
 ルフマモが言うとトリセはまるで手品師(それ以前に彼女も魔導師なのだが)どんどん小冊子をだしまくり、その中の一冊を見せ、
「気をつけてください、この人は2556年前ケメゴワ魔導師協会を除名処分になった カンデ・ヤールです。『ケメゴワ魔導師協会公認申請中人生開運マニュアル 真似しては行けない反面教師リスト』の104ページに載っています。」
 そのとき、そこへ二人の女性がやってきた。その二人はルフマモがよく知っていたのだが、トリセは、
「広大なる宇宙よ、偉大なる……(中略)……ファイヤー!!」

 

-ちゅどーん、どかーん、がががーん-

 

 突然あたりに大爆発が起こり、まるで……(表現がしゃれにならない恐れがあるので略)……
「ちょっとおー。」
「なにするのよぉー。」
 先ほどやってきた二人の女性が真っ黒焦げになりながら言った。とばっちりを受けた二人のことなど気にも留めずに今度はタイが、
「こいつは俺も知ってる。こんなやつに魔法を使うのはもったいない。」
 タイはそう言ってカンデに殴りかかった。 

-ぽよよよーん-

 長身のカンデに小柄なタイが殴ろうとしたため、パンチが彼女の体に命中する前に、タイの顔がカンデの巨乳にしっかり受け止められてしまうというちょっとうらやましい結果になってしまうのだった。

 

12345号室
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