医事コンピュータ技能検定
資格概要 医療機関のコンピュータ導入にともない、医療事務に従事する方たちにとってコンピュータ技能の習得はいまや必須条件といえます。医事コンピュータ技能検定では医事コンピュータによるレセプトの作成能力などを審査するものであって2級〜準1級までのレベルで検定が実施されています。
資格を発揮する職種 医療機関の事務所など
受験資格 誰でも受験できます。
試験内容 3級
程度

領域

内容
医療事務及び
医事コンピュータ についての基礎 的な知識を有 し、カルテ及び 診療伝票を基に 医事コンピュータ を用いて正しい レセプトを作成
することができ
る。

I 医療事務
(1) 医療保険制度のあらまし及び診療報酬請求から支払いまでの基礎的なシステムについて知っている。
(2) 被保険者証その他の受診資格証から、正しくカルテ及びレセプトに必要な事項を転記することができる。
(3) 保険等の種別と患者負担金について、正しい知識を持っている。
(4)

開始時刻や年齢による加算等、基礎的な加算が正しくできる。

(5) 頻度の高い疾病の慢性疾患指導料算定の有無及び算定要件について基礎的な知識がある。
(6) 初診料算定の適否、投薬料及び注射料等の薬剤算定の誤り、頻度の高い包括検査の算定誤り等を、レセプト点検で発見し、修正することができる。
II コンピュータ関連知識
(1) 操作に必要な範囲の情報処理用語を理解している。
(2) PCの装置各部の名称の知識を持っている。
(3) ソフトウェアの操作の一般的な知識を持っている。
(4) 表計算ソフトウェアの操作の知識を持っている。
(5) 補助記憶媒体の取り扱いが正しくできること。
(6) 記憶媒体種別名を区別できること。
III 実技(オペレーション)
(1) 医事コンピュータを使用して平均的な外来診療例のカルテ及び伝票から、レセプトを作成することができる。


2級
程度

領域

内容
医療事務及び
医事コンピュータ についての一般 的な知識を有 し、カルテ及び 診療伝票を基に 医事コンピュータを用いて正しいレセプトを速やかに作成することができる。

I 医療事務
(1) 入院に関わる診療報酬点数表各部の内容を理解することができる。
(2) 開始時刻や年齢に関するやや複雑な加算が正しくでき、通達等による例示について理解することができる。
(3) 特定疾患療養指導料等、算定対象の疾患及び算定要件についての正しい知識がある。
(4) 社会保険及び公費等の給付範囲を正しく理解し、レセプトに記入することができる。
(5) 初診料算定の適否、同日再診の付記事項、包括検査の算定誤り等の理論的な誤りを、レセプト点検で発見し、修正することができる。
(6) 算定上の告示、通知、通達を相当程度理解している。
II コンピュータ関連知識
(1) 操作に必要な範囲の情報処理用語を理解している。
(2) コンピュータの装置各部の名称の知識を持っている。
(3) ソフトウェアの操作の一般的な知識を持っている。
(4) 表計算ソフトウェアの操作の知識を持っている。
(5) 補助記憶媒体の取リ扱いが正しくできる。
(6) 記憶媒体種別名を区別できること。
(7) レセプト電算処理システムに関する用語を理解している。

(8)

電子カルテ、オーダリングシステム等に関する用語を理解している。
III 実技(オペレーション)
(1) 医事コンピュータを使用して、平均的な外来診療例、入院診療例のカルテ及び伝票からレセプトを作成することができる。
(2) カルテと明細書を照合し、誤っている個所を訂正できる。
(3) コンピュータの特徴をつかみ、誤りの発生する個所を理解できる。


準1級
程度

領域

内容
医 療事務及び医事コンピュータについての専門的な知識を有し、やや複雑多岐な業務を遂行することができる。 併せてネットワークやデータベースに関する知識を有するとともにエクセルやアクセス等の表計算やデータベースソフトを使い、医事統計や医療の経営分析資料 の作成及び解析ができること。また簡単な疾病分類ができること。

I 医療事務
(1) 医療保険制度の詳細を理解するとともに、療養担当規則、医療事務に関連する法規について専門的な知識を有する。
(2) 公費医療に関する詳細を理解し、一般的な公費レセプトの作成に関する知識を有する。
(3) 診療報酬点数算定上の告示、通知、通達を理解し、やや複雑な入院レセプトの作成に関する知識を有する。
(4) 広い範囲の医療行為が行われている症例で、やや複雑な内容の入院レセプトを点検し、論理的な誤りを修正することができる。
(5) 審査機関に関する知識を有し、返戻・減点レセプトに関する正しい対応ができる。
II コンピュータ関連知識
(1) コンピュータの仕組みと動作を理解している。
(2) コンピュータとネットワークを理解している。
(3) 表計算とデータベースを理解している。
(4) システム分析を理解している。
(5) システム環境整備と運用管理を理解している。
(6) 保険医療情報とシステムの概要を理解している。
(7) 病院情報システムを理解している。

(8)

部門システムを理解している。
(9) 標準化に関する知識を持っていること。
III 実技(オペレーション)
(1) 主として医事課が主体となって算出する医療機関の各種統計の意味、算出方法等を理解し、提供されたデータをもとに正確な算出を行うことができる。 (病院機能指数、病院管理統計(外来患者統計、入院患者統計、疾病統計、医療収入統計、疾病分類))
(2) 算出結果を表やグラフにすることができる。

●合格基準(全級共通)
配点は、領域I60点、領域II60点、領域III60点で180点満点とする。
領域I、II、III、ともに60%以上正解のとき合格となります。

試験日 年2回 6月中旬 11月中旬〜下旬
合格率 50%程度
受験料 (3級) 6000円
(2級) 7000円
(準1級) 8000円
書籍
問合せ先 医療秘書教育全国協議会
医療・福祉の資格