その夜に謝るモノ(大阪市十三)
職場の友人O氏に聞いた話である。
その昔、大阪の十三のラブホテルへ行ったときのことである。その日は
宿泊ということで二人、寄り添うように寝ていると、
ふとO氏の耳にか細い女性の声が聞こえてくるではないか・・・。
はじめは夢かな?と思い気にしないようにしていたのだが
余りにもしつこく聞こえてくるのでその声に集中してみると
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
と言っているではないか!!
気持ち悪くなったO氏は目を開けようとしたが金縛りにかかり、手足も
動かない。それでも必死に起き上がろうとすると目はなんとか開き、
彼の足元の方にある窓が半分開いているのが見えた。
そこには一人の女性がコチラを覗き込み、
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
としきりに謝っていたそうだ。当然窓の外は空中で立てるはずも無く
間違いなくこの世のモノではだったそうだ。
気が付くとO氏は一緒に寝ていたはずの彼女に起こされていた。
「ひどく魘(ウナ)されていたから・・・」
「!!」
そう夢だったのかもしれない、しかし窓の配置も間違っていない、
アノ声はひどくリアルだった。すぐさま帰り支度をして
チェックアウトしたそうだ・・・。
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