前回までで、ゲームとしての体裁は整いました。
ところが、一度scenario.txt文章を最後まで読んで、もう一度タイトル画面に戻ってきてください。
その状態でメニューを開くと、セーブ・ロードが機能してしまいます。
タイトル画面でセーブ・ロードが使えると、ちょっとまずいので、使えないようにしないといけません。
こうなる原因は、最初の方で、scenario.txtに加えていただいた、以下の命令です。
&Menu.SaveAsEnable = Yes; &Menu.LoadEnable = Yes;
scenario.txtが始まったら、セーブ・ロードを許可する命令、と申し上げました。
これが文章の最後まで許可されたままなのは目論見どおりですが、その後タイトルへ戻っても、この許可が踏襲されてしまうため、このような動作になります。
そこで、scenario.txtからこの2行を消し、title.txtで設定するようにいたします。
title.txt@beginの、&Jmp命令の前に、この2行をカット&ペーストします。
これで、scenario.txtに処理が移る直前に、セーブ・ロードが使用許可になります。
# メニューを有効にする &Menu.SaveAsEnable = Yes; &Menu.LoadEnable = Yes;
そして、title.txtの頭に、以下の2行を加えます。
# メニューを無効にする &Menu.SaveAsEnable = No; &Menu.LoadEnable = No;
以下のようになるかと思います。
これで実行していただくと、セーブ・ロードが完璧に機能いたしますので、お試し下さい。

ところで、セーブ・ロードのメニューの下に、「タイトルへ戻る」という項目があるのにお気づきでしょうか。
これは、ゲーム中に任意のタイミングでタイトル画面へ戻ることが出来るメニューです。

セーブ・ロードと同様、Famous Writerは「タイトルへ戻る」の使用許可/不許可も設定できるので、ここで併せてしておきます。
# メニューを有効にする &Menu.SaveAsEnable = Yes; &Menu.LoadEnable = Yes; &Menu.TitleEnable = Yes;
# メニューを無効にする &Menu.SaveAsEnable = No; &Menu.LoadEnable = No; &Menu.TitleEnable = No;
ひとつご注意いただきたいのですが、「タイトルへ戻る」を選択した時に、あらかじめ飛ぶファイルを設定しておかなければいけません。
これは、setting.txtを開いていただき、以下の行があるかご確認下さい。
*Menu.TitleScenario = /title.txt;
本来、この命令でファイルを指定いたしますが、今回はtitle.txtに飛ぶので、このひな形から変更する必要はございません。
もし、他のファイル名をつけていた場合は、それに合わせて変更してください。
これで完成です。お疲れさまでした。
なお、ここで作ったdataフォルダは、このマニュアルの、My Game/data.finalにございますので、よろしければご覧下さい。
これでゲームが完成いたしましたが、配布用には「コンパイル」いたします。
メニューから、「ヘルプ」→「dataのコンパイル」を選択してください。

出てきた画面に「すべてコンパイル」というボタンがございますので、それを押してください。
しばらく待つと、コンパイルが終わります。
コンパイルが正常に終了すると、「src.fwd」「arc.fwd」というファイルができあがります。
この2つのファイルの中に、dataフォルダの内容物がすべてコピーされました。

配布は、「src.fwd」と「arc.fwd」でします。dataフォルダは含めません。
dataフォルダは、別の場所にバックアップしておくといいでしょう。
「src.fwd」と「arc.fwd」は、共にMacintosh/Windowsで互換性がございます。
従いまして、違うOSに対しても、これらのファイルを配布するだけで済みます(ただし、Famous Writer本体が別途必要)。
以上、簡単ではございましたが、これにてチュートリアルは終了とさせていただきます。
Famous Writerには、まだまだ機能がたくさん用意されております。
ホームページではサンプルコードや、講座サイトさんへのリンク等、ご案内申し上げております。
このチュートリアルでは扱いきれなかった事や、実践的な情報がございますので、併せてご活用下さい。
Famous Writerホームページ
http://www35.tok2.com/home/famouswriter/