命令の書き方とセーブ・ロード

命令について

命令の書式

前回は、テキストファイルの文章を表示させる方法を、実際に動作させながら試しました。
そこで、まずはsetting.txtの書き換えを思い出して欲しいのですが、

*Game.Title = タイトル;

という行を、最初の書き換えていただきました。

そこで、そこからテキストファイルの終わりまで、各行を注意して見てください。

2-1-1(1-1-5)

各行が、イコールで結ばれた数式のような形になっているのに、お気づきになりましたでしょうか。
大まかに申しまして、左辺が実際にFamous Writerに与える命令、右辺がその設定になります。
このような形で命令を記述してゆくのが基本になりますので、覚えておいてください。

文書構造について

さらにsetting.txtを見て行きます。
すでにお気づきかもしれませんが、1行目の、

FmWrPlin________

は、scenario.txtでご説明申し上げたものと同じです。
この行をヘッダ行といい、Famous Writerが読み込むテキストファイルには、必ず必要になります。
実際はコピー&ペーストで事足りるんで、「ヘッダ行が必要」というご理解で構いません。

2行目と3行目は、注釈文になり、非実行のコメントとして使えます。

# setting.txtのサンプル
#    For Famous Writer v3

行頭に半角の#を書くことにより、注釈文になります。
もちろんこれは削ってもいいですし、何行書いていただいても構いません。

それから、4,9,11行目は、何も文字が書かれていない空の行(空白行)になっております。
これもお好きなだけ入れたり、詰めていただいても構いません。

以上がテキストファイルを書く上でのお約束になります。
注釈と空白行を使うことにより、テキストを見やすく整形して書くことが出来ます。

命令を加える

セーブ・ロードを可能にする

ここまでで、Famous Writerで文章を表示できるようになりました。
これだけでは単なるテキストビューワなので、セーブ・ロードができるようにしてみましょう。

Famous Writerでセーブ・ロードをするには、メニューから選択します。
ところが今のままでは、メニューからセーブ・ロード関係が選択できません。
そこで、scenario.txtの冒頭(ヘッダ行の後)に、以下の2行を加えてください。

&Menu.SaveAsEnable = Yes;
&Menu.LoadEnable = Yes;

これらの命令は、メニューのロードとセーブを使用可能にする命令です。

0-2-1

さっそく起動して、メニューから「別名で保存...」を選択してみます。
OSのファイル選択ダイアログが開くので、ファイル名を入力して、セーブしてみてください。
その後、ロードもして、セーブポイントに復帰するかもご確認下さい。

注釈と空白行で見やすく

今コピーしていただいた2行ですが、各行は、このページの冒頭でご説明申し上げました、イコールで結ばれた数式のような形になっております。
こんな感じで、テキストファイルに命令を加えながら、Famous Writerに指示を与えてゆくのが、作業の流れになります。

では、その後でご説明いたしました、注釈と空白行を、実際に加えてみます。

# セーブ・ロードを可能にする
&Menu.SaveAsEnable = Yes;
&Menu.LoadEnable = Yes;

# ここから文章

こうしておくと、何をやってるか一目瞭然になります。
もっともこれは、好みの問題でもありますので、ご自分がわかりやすい形で加えていただければ結構です。

0-2-2

これで動作させましても、注釈と空白行を加える前の状態と全く変わりませんので、起動してご確認下さい。

まとめ

命令の書き方や、テキストの整形方法をご紹介しました。
何となく雰囲気は掴んでいただけましたでしょうか。

なお、ここで作ったdataフォルダは、このマニュアルの、My Game/data.2-1にございますので、よろしければご覧下さい。


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