前回は、テキストファイルの文章を表示させる方法を、実際に動作させながら試しました。
そこで、まずはsetting.txtの書き換えを思い出して欲しいのですが、
*Game.Title = タイトル;
という行を、最初の書き換えていただきました。
そこで、そこからテキストファイルの終わりまで、各行を注意して見てください。
各行が、イコールで結ばれた数式のような形になっているのに、お気づきになりましたでしょうか。
大まかに申しまして、左辺が実際にFamous Writerに与える命令、右辺がその設定になります。
このような形で命令を記述してゆくのが基本になりますので、覚えておいてください。
さらにsetting.txtを見て行きます。
すでにお気づきかもしれませんが、1行目の、
FmWrPlin________
は、scenario.txtでご説明申し上げたものと同じです。
この行をヘッダ行といい、Famous Writerが読み込むテキストファイルには、必ず必要になります。
実際はコピー&ペーストで事足りるんで、「ヘッダ行が必要」というご理解で構いません。
2行目と3行目は、注釈文になり、非実行のコメントとして使えます。
# setting.txtのサンプル # For Famous Writer v3
行頭に半角の#を書くことにより、注釈文になります。
もちろんこれは削ってもいいですし、何行書いていただいても構いません。
それから、4,9,11行目は、何も文字が書かれていない空の行(空白行)になっております。
これもお好きなだけ入れたり、詰めていただいても構いません。
以上がテキストファイルを書く上でのお約束になります。
注釈と空白行を使うことにより、テキストを見やすく整形して書くことが出来ます。
ここまでで、Famous Writerで文章を表示できるようになりました。
これだけでは単なるテキストビューワなので、セーブ・ロードができるようにしてみましょう。
Famous Writerでセーブ・ロードをするには、メニューから選択します。
ところが今のままでは、メニューからセーブ・ロード関係が選択できません。
そこで、scenario.txtの冒頭(ヘッダ行の後)に、以下の2行を加えてください。
&Menu.SaveAsEnable = Yes; &Menu.LoadEnable = Yes;
これらの命令は、メニューのロードとセーブを使用可能にする命令です。

さっそく起動して、メニューから「別名で保存...」を選択してみます。
OSのファイル選択ダイアログが開くので、ファイル名を入力して、セーブしてみてください。
その後、ロードもして、セーブポイントに復帰するかもご確認下さい。
今コピーしていただいた2行ですが、各行は、このページの冒頭でご説明申し上げました、イコールで結ばれた数式のような形になっております。
こんな感じで、テキストファイルに命令を加えながら、Famous Writerに指示を与えてゆくのが、作業の流れになります。
では、その後でご説明いたしました、注釈と空白行を、実際に加えてみます。
# セーブ・ロードを可能にする &Menu.SaveAsEnable = Yes; &Menu.LoadEnable = Yes; # ここから文章
こうしておくと、何をやってるか一目瞭然になります。
もっともこれは、好みの問題でもありますので、ご自分がわかりやすい形で加えていただければ結構です。

これで動作させましても、注釈と空白行を加える前の状態と全く変わりませんので、起動してご確認下さい。
命令の書き方や、テキストの整形方法をご紹介しました。
何となく雰囲気は掴んでいただけましたでしょうか。
なお、ここで作ったdataフォルダは、このマニュアルの、My Game/data.2-1にございますので、よろしければご覧下さい。